2014年度 武夷山ホペイ ブリードデータ


遅くなりましたが2014年度武夷山ブリードデータをまとめましたのでアップします。
♂のみのデータです。
2014年度ブリードデータ1
2014年度ブリードデータ2

2014年度は武夷山だけで170頭の幼虫採取からスタートしました。
表に載っているのはその内の羽化まで到達した♂個体たちで計45頭です。
その他の♂は幼虫時や蛹化時、羽化時に落ちています。


データをまとめると、

◇平均羽化サイズ; 77.25mm

◇ライン別羽化サイズ順位; 一位 SAI1403=78.90mm 二位 M80-1403=78.38mm

◇菌糸ビン本数別平均羽化サイズ; 二本返し=77.46mm 三本返し=77.15mm

◇備考欄コメントは羽化時に個体から感じたことを記述しており、
 青字=一軍 赤字=二軍 と層別しています。



昨年度の取り組みで菌糸ビン二本返しと三本返しの比較を行いました。
結果のみの比較をすると二本返しの方が大きく羽化させられたという
結果となりました。
ただ、結果の単純比較のみで今後二本返しを基本にすることは今の段階では
考えておらず、今年は全て三本返しを行う予定です。


菌糸ビンメーカーはE社とK社の二社のものを使いました。
使い勝手と結果からどちらも良い菌床と思います。
ただ、特性(設計コンセプト)が異なることから同期に二社を使うより
一社に絞って使った方がそれぞれの菌床のポテンシャルを引き出せる
ように思います。
ですので今年は一社のみでいくつもりです。


青字の一軍個体が多いSAI-1401ラインですが、
エース♂とエース♀の配合なので当然といえば当然の結果です。
ダントツ№1 (SAI1401-31)もこのラインからです。
改めてブリードは種親(血)次第ということを再認識しました。


総評

2014年度は、2005~2007年頃以来、久しぶりの武夷山血統再開した初年度でしたが、
80mmアップが複数誕生したり唸るような良形に巡り合うなど十分に満喫できた年でした。
まさにホペイブリーダー冥利に尽きる一年だったと言えます。
20年ぐらい前から築き上げられた血統だと思いますが、
改めてこの武夷山ホペイの血統を作られた方の凄さを感じましたし、
それを受け継いでブリードを続けられ、私にお譲りいただいた方への感謝の気持ちでいっぱいです。
この場を借りてお礼を述べさせていただきます。
ありがとうございました。


2015年羽化№1
2014年度№1 (SAI-1401-31) 78.41mm



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やっぱり蛹化

昨日の続きです。



帰宅後真っ先にブリ部屋へ行きビンを確認したところ、


見える範囲では1ビンだけですが、
やっぱり蛹化しているのがいました。
写真悪いですが、透き通った蛹の皮の状態から
蛹化して間もないと思われます。




結局こちらでは雪は降らず雨でしたが、
低気圧と蛹化の関係性は少なからずありそうな感じです。




検索すると結構出てきますね、気圧と蛹化の関係。

個体形状やサイズにどのような影響があるのか、
羽化後が楽しみです。

続々と蛹化


武夷山ホペイが続々と蛹化しています。

IMG_0025.jpg


IMG_0026.jpg

写真ピンボケ&暗くてスミマセン m(_ _)m



観察できる範囲では1/22と1/25, 26に蛹化を確認しました。

いずれの日も此方では雨で、気圧と蛹化の関係がありそうです。

1/27から1/29は晴れでしたが、その間に蛹化したものは確認
しておりません。


本日1/30は雪→雨の予報のため、
温室の温度を少し上げてみました。(平均25.0℃ほどに)

低気圧が蛹化しやすい環境であると仮定し、
蛹化のサポートとサイズへの反映を期待しての温度調整です。


さて、今日蛹化する幼虫は出てくるのでしょうか。


武夷山蛹化第1号


武夷山の蛹化が始まりました。(1/22)




他にも前蛹のものが何体かいます。


最終ステージでの
サイズ又は形状狙いのための温度コントロールは
極力しない方針で、それなりの温度で羽化まで
してもらうつもりですが、


経験値として知識を得たいところではありますので
大勢に影響が及ばないと思われる範囲で温度を
上げ下げしています。


~26℃

蛹室作成後 【下げ調整】

前蛹

蛹化後    【上げ調整】

↓       【下げ調整】

羽化間近   【上げ調整】

羽化



まぁ、とはいえ一個体だけではないので
全てを対象にできるものではありませんが。


そうしていることも趣味として楽しんでいる
要素なんだとは思います。


いよいよ1ヶ月後から羽化が始まると思うと
ワクワクしてきました!


MAX昇温


武夷山ホペイブリスペースをMAX温度に上げました。(1月11日)
IMG_0018.jpg
25.0~26.5℃で推移

12月11日までの冬温度18℃から丁度1ヶ月掛けMAX温度へ。



現在のボトルの様子ですが、

まずは暴れボトルから
IMG_0017.jpg
なるべく早めに新品ボトルへ交換し対応しております。
ただ、新品二本をかき乱したツワモノもいたことから、
最近暴れたものは交換後常温部屋(7~10度程度)へ即引越し。


完全に脱落組みとして扱っていますが、
レギュラー組に集中したいためそうしています。
レギュラー組が蛹化したころに再度温室へ戻す予定です。


暴れの発生率は♂約70本中10本ほどです。
今期はこれで収まりそうな状況です。

幸いにも今期最大級の32.4、32.9gは今のところ暴れていません。



その32.4g
IMG_0019.jpg
ビン底で冬温度期間を経た後、
移動せず部屋を拡張しつつ蛹室を作り始めています。

非常に良いパターンですが、
下部にガラス面と接触する部分があるため逆さまにしました。
1mmでも菌床媒体があれば逆さまにはしないのですけどね。





それから今年の羽化ボトルは3種類で、
それぞれに特徴が現れています。


PP1400ボトル郡
IMG_00150.jpg
暴れの半分がPPボトルです。(写真は交換後のボトル)
暴れ方はボトルの上から下までグルングルンに動き回り
ほかっておくと菌糸を全部マット状にしてしまいます。
暴れることで酸欠や内部温度上昇に繋がり悪循環を起こし
無限に動き回るような感じです。





ハチミツ2000ガラスビン
IMG_00130.jpg
あとの半分がハチミツガラスです。
暴れ方の特徴は兎に角上へ上がってきてしまいます。
特徴としては暴れた部分の菌床がパサパサで乾燥している感じです。
上に上がってくることは、蓋の断面積が小さいこと、高さ(深さ)が高いことによる
酸素供給が悪いからかもしれません。






そしてKBファーム1500ガラスビン
IMG_0014.jpg
優秀です。
暴れは今のところゼロです。
菌床の状態としては、二本返しを試しているのはKBガラスが一番多く
すなわち前回交換からは一番日数が経過している状態のものが多いです。
なのに何故?
考えても良く分かりません。

羽化結果が出揃った後に菌床種類や幼虫ライン、羽化サイズなど
絡めて分析したいと思います。




最後に、おもしろい発見をした事例です。

暴れた幼虫の交換用ボトルについて、

データとしては少ないので確証までは持てていませんが、
この既製ボトルに交換した幼虫は暴れが収まり落ち着きやすいです。
IMG_0012.jpg
グローバルさんのWISH-Aです。
ちなみに1,2本目では全く使用していないボトルです。
何故だかは考えてもわかりませんが何か理由があるのでしょう。
もしかしたら微粒子なのがいいのかもしれませんね。

羽化用=荒めで堅詰めのボトル

というのが固定概念となっていて、発想の邪魔になっているのかも。

たまたまですがアンテ用に800を注文する際に、安いからホペイ暴れ交換用にと
ついでに1400も購入したのがきっかけです。

ちなみに今日の上から二番目のボトル写真は非常に暴れが納まりにくい結果と
なっている中粒子ボトルです。
こちらの方が1、2本目に使っている菌床なのに・・・





さてさて、
いよいよ14年度武夷山ブリードも第4コーナーに差し掛かったわけですが、

直線一気に駆け抜けるために
上手にコーナーを回れるよう、できるだけのサポートをしたいと思います。




プロフィール

OtokonoRoman

Author:OtokonoRoman
クワガタの飼育で一喜一憂しています。特にホペイが好きです。
中でも福建省武夷山(ウイシャン)血統をメインに取り組んでいます。

【2017年度ホペイ目標】
●飼育目標:83mmオーバー!
今期種親(エース2頭のみ記載)
♂R833(2016年飼育レコード)
♂T798(2016年羽化№1)
●飼育方針:♂も♀も丁寧に飼育!

【2016年度ホペイ実績】
●目標82mmオーバーを達成!
偶数年度エースインラインで82.4mm羽化

【2015年度ホペイ実績】
●目標81mmオーバーを達成!
武夷山血統で83.3mmが誕生しレコード認定いただきました。
●形状面では武夷山に求める理想的な個体が誕生!(プロフィール画像の個体)
サイズ79.8 頭幅28.9 顎幅6.6

【2014年度ホペイ実績】
●目標80mmオーバーを達成!ホペイで80オーバーは自身初

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